セレブ妻になるはずが!夢からの転落【玉子サマ9】
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今日は花金!
そしてみんな大好き
給料日~!!
皆さん1ヵ月間お疲れさまでした!
早起きや
満員電車や
偉そうな上司や
生意気な後輩や
ワガママな客を
笑顔でかわし30日間がんばった~!
今日くらいは1ヵ月間がんばった自分を甘やかしちゃえ。
飲もう!!!
甘い物たらふく食べよう!!
服1着ポチっちゃお!!
という事で、皆さんご唱和下さい。
せーの!
給料日ばんざーい!
(写真ACのこの子が最近お気に入りw)
500円玉貯金、
貯まってきたよ。
婚活歴5年で1勝80敗。
負け婚活から一転、
逆転師匠となりましたICHIKAです。
「婚活女子の7割が大恋愛を引きずっている説」9話目です。
お相手は、会社経営中の王子様。
ならぬ玉子サマです。
ハイスペック彼氏からのプロポーズとご両親の応援を手にした私。
舞い上がり気持ちは空を飛んでいた。
↓ご両親への挨拶。驚きの反応はこちら
でも婚約指輪はなかった。
貧乏性の私は
「婚約指輪は使える時期が短いのに高いから。
指輪より2人で旅行がいいよね。」
と健気な発言をしていた。
玉子サマはそういう謙虚な所が好きだと言ってくれていたのですが、人間とは強欲な生き物でして・・・。
「婚約指輪ないの??
それはダメよ~。
一生に一度のものだから立派なもの買ってあげて!」
という玉子ママの発言に風向きが変わった。
この強力な援軍にすっかり気をよくした私は、それはそれは恐ろしい言葉を吐いた。
指輪はハリーウィンストンがいいな♡
はァ????
不満を感じつつも玉子サマはハリーウィンストンと数か所の高級ジュエリーショップに連れていってくれた。
シャンパンのおもてなしを受けつつ、貧弱な指に似あいもしない大ぶりな指輪を試着する私。
自分ではとても手にできない特別な空間に酔いしれるうち、ある感情が芽生えた。
人を破滅させる媚薬、
優越感だ。
玉子ママ、さらなる援護に回る。
「顔もしらない遠方の家庭に嫁がせるのは不安でしょう。
もし良ければご両親にご挨拶に伺いたいのだけれど。
お日にちを言って頂ければこちらはいつでもお伺いするわ。」
玉子両親からの提案。
なんという神対応!
これには両親も大喜び。
完全に舞い上がった私は、またもや玉子サマに恐ろしい言葉を吐いた。
会場はもちろん高級レストランにしようね♡
はァ???Part2(怒
ハイスペック男子との結婚、
彼ママという最強の味方がついた自信、
周りの祝福、
与えられた優越感。
その全てが重なりあい私は、
強欲お化け
となった。
しかも無自覚に。
その変化を誰よりも感じたのは玉子サマだ。
変わる女と受け入れられない男。そして訪れた最悪の事態。
そんな事とは夢にも思わず、我が母から顔合わせの候補日があげられた。
「日程とレストラン選びしようよ~」
と玉子サマに連絡。
「忙しくて会う時間がとれない。
日程は両親に聞いておく。」
と言われ数日放置された。
暇を見つけては会いにきて、ほぼ毎日顔を合わせていた玉子サマ。
気がつけば1週間会えていない。
んん??
毎日やり取りしていたLINEや電話の返しが悪くなってきた。
んんん???
我が母からは
「日程どうかしら~??
家にお越しになるかもしれないし、急きょ壁紙リフォームお願いしちゃった♪」
と嬉しそうに催促電話。
しかし玉子サマは日程も決めないどころか、会ってもくれない。
辛うじて何とか電話が通じた。
いつにするの??
早く決めなきゃ。
と詰める私。
忙しいって言ってるだろ?
そっちの都合だけ言ってきて。
図々しいんだよ。
と言われ、大喧嘩になった。
それから会って話させてと何度も頼みこみ、車でならという条件で会ってくれた。
いま急がなくてもいいだろう。
やっぱり玉子サマの意志は固い。
両家がお祝いモードにも関わらず、ここにきて渋っている明確な理由がまったくわからない。
どうしたらいいのかわからず私は泣きじゃくった。
そんな私をみて玉子サマは呟いた。
こんな状態じゃ結婚はできない。
結婚は延期しよう。
頭が真っ白になった。
コンヤクハキ という言葉が頭をよぎった。
欲とは向上心に繋がるが、使い方間違えれば強欲お化けと化す媚薬だ。
長くなったので今日はここまで。
また明日、時間があったら見にきてください。
では皆さまよい週末を♪
本日もお付き合いくださりありがとうございました。
❤ICHIKA❤
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